●仮想デスクトップサービスとは
仮想デスクトップサービスとは普段使っているデスクトップ環境(Windowsやアプリケーション)をパソコンに搭載しないで、インターネットを通じてサーバ上にある仮想化されたデスクトップ環境を利用するものです。
これにより外出先からや自宅でも同じ環境を利用する事ができ、データもパソコン上には残らない為、情報漏洩のリスクも軽減します。
また、仮想デスクトップサービスを使えば、オフィスのパソコンも高性能である必要もない為、シンクライアント端末という必要最低限の機能を備えた端末で利用できるので、パソコン導入の費用負担も軽減されます。
●仮想デスクトップ3つのメリット
(1)働く人がラクになる
・場所やデバイスを選ばずに仕事環境へ簡単にアクセスできる
・万が一端末を紛失しても情報漏洩リスクが無く、データもサーバ側に残っている
(2)管理者がラクになる
・OSやソフトのアップデートはサービス側で対応
・トラブルが起こっても自席にいながら対応できる
・故障しても取り換えが簡単。シンクライアント側には、ユーザー個々のデータは保持しない為、移行作業は一切不要
(3)経営者がラクになる
・一括管理なのでセキュリティ機能が高い
・地震や災害時でもデータ損失の心配なし、IT資産が守れる
・月額費用なのでコストの算出が簡単
・会社のニーズとコストに合わせてスモールスタートできる
●利用料
初期費用:\100,000~
月額利用料:\6,000~(1ユーザー)
※最低利用ユーザー数(5ユーザー)
●基本構成
(1)仮想サーバ環境
・Hyper-V
・Citrix XenDesktop
・共有ストレージ(100GB)
(2)AD/ファイルサーバ
・アクティブディレクトリ(認証機能)
・ドメインコントローラ
・ファイルサーバ
(3)外部接続環境
・SSL-VPN装置
・ファイアウォール機能
(4)クライアントOS(オプション:別途ご相談)
対応OS:Windows7、8.1、10
(5)オフィスソフト(オプション:別途ご相談)
対応Office:2013、2016